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執筆・監修湯田竜司医師
湯田クリニック銀座 院長・日本形成外科学会認定形成外科専門医の湯田竜司です。
二重整形、二重修正、眼瞼下垂、クマ治療など、目元の美容外科診療を中心に行っています。
まぶたの構造や過去の手術歴、現在のお悩みを確認し、手術によって期待できる変化だけでなく、手術の限界やリスクについても丁寧にご説明しています。
二重切開後の傷跡について解説した公式YouTube動画はこちら
「二重切開を受けたいけれど、傷跡が残らないか心配」「抜糸後の傷跡が赤い」「軟膏をいつまで塗ればよいのかわからない」——このようなお悩みを抱えていませんか?
二重切開では皮膚を切開するため、傷跡が完全になくなるわけではありません。ただし、手術方法や縫合、傷の治り方、術後のケアなどによって、傷跡の見え方は異なります。
また、術後早期には切開線の赤みや硬さ、凹凸、食い込みが目立つことがありますが、時間の経過とともに落ち着いていく場合もあります。
この記事では、日本形成外科学会認定形成外科専門医の湯田竜司院長が、二重切開の傷跡を目立ちにくくするために確認したい4つのポイント、軟膏を使用する期間、傷跡の経過、修正を検討する目安について解説します。
すでに二重切開後の深い凹みや強い食い込みが残っている方は、
二重切開後の傷跡修正について解説した記事
もご確認ください。
目次

二重切開後の傷跡の見え方には、主に次の4つが関係します。

二重切開では、皮膚を縫い合わせる技術だけでなく、切開する位置や皮膚の処理、二重ラインの固定方法なども傷跡の見え方に関係します。
希望する二重幅がまぶたの構造に合っていない場合や、皮膚や内部組織を過度に処理した場合には、切開線の凹み、強い食い込み、幅のある傷跡などが生じる可能性があります。
医師を選ぶ際には、術直後の症例だけではなく、傷跡が落ち着く術後6か月程度の症例が掲載されているか確認することが大切です。
二重切開を受ける医師の選び方については、
二重切開の名医・上手い先生を見極めるポイント
で詳しく解説しています。

同じ手術を受けても、赤みや腫れ、傷跡の硬さが落ち着くまでの期間には個人差があります。
皮膚の炎症が起こりやすい方、傷跡が盛り上がりやすい方、アレルギー症状によって目元をこする習慣がある方などは、傷跡が目立ちやすくなる可能性があります。
アレルギー症状や皮膚疾患がある場合には、自己判断で薬を使用せず、手術前に医師へお伝えください。必要な治療や内服については、診察のうえで判断します。

二重切開や修正手術を繰り返すと、まぶたの内部に癒着や瘢痕が増え、組織が硬くなることがあります。
また、過去の手術で皮膚や脂肪などが処理されている場合には、初回手術と同じ条件で手術を行うことができません。
手術回数だけで傷跡の状態が決まるわけではありませんが、手術を繰り返すほど修正の難易度が高くなり、傷跡や予定外線が残る可能性も高くなる傾向があります。
過去の手術歴がある場合には、受けた術式や時期を、わかる範囲で医師へお伝えください。

二重切開後は、処方された軟膏を医師の指示に沿って使用し、傷口を必要以上に触らないことが大切です。
傷跡が気になるからといって、何度も触る、こする、無理にかさぶたを取るなどの行為は、赤みや炎症、傷の治りの遅れにつながる可能性があります。
洗顔やメイク、コンタクトレンズの再開時期についても、自己判断せず、術後の指示に従ってください。
軟膏を使用する期間は、処方された軟膏の種類、傷の状態、抜糸の時期などによって異なります。
一般的には、手術後から抜糸まで医師の指示に沿って使用し、抜糸後も傷の状態に応じて継続することがあります。
傷が乾燥している、赤みが強い、かさぶたができているなど、術後の状態によって使用方法が変わる場合があるため、自己判断で中止したり、市販の軟膏へ変更したりしないようにしてください。
当院で手術を受けた方は、術後診察や抜糸時に、軟膏を継続する期間をご案内します。
抜糸が終わった時点で、傷跡が完成しているわけではありません。
抜糸後も切開線に赤みや乾燥がある場合には、傷の状態に応じて軟膏を継続することがあります。
一方で、傷が落ち着いている場合や、別のスキンケアへ切り替える場合もあります。使用する軟膏や期間は、医師の診察を受けたうえで確認してください。
二重切開後の傷跡は、手術直後から完成まで徐々に変化します。以下は一般的な目安であり、回復の速さには個人差があります。
腫れや内出血が目立ち、切開線に赤みやかさぶたが生じることがあります。
この時期は、処方された軟膏を使用し、傷口を強くこすらないようにします。
大きな腫れは徐々に落ち着きますが、切開線の赤み、硬さ、食い込み、凹凸が目立つことがあります。
抜糸直後の見た目だけで、最終的な傷跡を判断しないことが大切です。
傷跡が一時的に硬くなったり、赤みが目立ったりすることがあります。
二重幅や食い込みも変化する時期であり、完成した状態とは異なる場合があります。
傷跡の赤みや硬さが徐々に落ち着き、二重ラインもなじんでいくことが多い時期です。
当院では、二重切開の完成の目安を術後6か月程度としています。
傷跡は術後6か月以降も、時間をかけて目立ちにくくなることがあります。
一方で、深い凹み、段差、複数の切開線、強い食い込みなどが残る場合には、傷跡修正を検討することがあります。
傷跡が長期間目立つ場合には、次のような原因が考えられます。
傷跡を完全に消し、手術前のまぶたへ戻すことは難しい場合があります。
現在の状態によっては、癒着の解除、傷跡の切除、二重ラインの再形成などによって、凹みや段差を目立ちにくくできる可能性があります。
術後早期に傷跡がボコボコして見える場合には、腫れ、縫合部分のむくみ、傷跡の硬さなどが影響していることがあります。
抜糸直後や術後1か月程度では、切開線が均一に見えないこともあります。
一方で、完成時期を過ぎても凹凸が残る場合には、切開線の段差、内部の癒着、縫合部の瘢痕、皮膚の厚みなどが関係している可能性があります。
無理に押す、こする、マッサージするなどの行為は避け、気になる場合は手術を受けた医療機関へご相談ください。
術後早期は、赤み、かさぶた、内出血、むくみ、食い込みなどが重なり、傷跡が目立って見えることがあります。
特に抜糸直後から術後数か月は、傷跡が硬く、赤みも残りやすい時期です。
この時期の状態だけで「傷跡が汚くなった」と判断せず、完成時期まで経過を確認することが大切です。
ただし、強い痛み、熱感、膿のような分泌物、急激な腫れなどがある場合は、感染などの可能性もあるため、早めに医療機関へご相談ください。
二重切開後の傷跡について紹介した公式YouTube動画はこちら
以下は、当院で過去に二重切開を受けた方の傷跡経過の一例です。
傷跡の見え方や回復の速さには個人差があり、すべての方が同じ経過になるわけではありません。








注意事項:写真は傷跡経過の一例です。術式、手術内容、撮影時期、体質などによって傷跡の見え方は異なります。
前回の二重切開から6か月以上経過しても、次のような状態が残る場合には、傷跡修正を検討できることがあります。
修正が可能かどうかは、傷跡の表面だけでは判断できません。皮膚の余裕、内部の癒着、残っている脂肪や組織、目を開く力などを確認して判断します。
傷跡修正の方法や費用については、
二重切開後の傷跡修正を解説した記事
をご確認ください。
切開した傷跡を完全になくすことは難しい場合があります。
時間の経過とともに赤みや硬さが落ち着き、目立ちにくくなることはありますが、体質や手術内容によって経過は異なります。
軟膏は、処方された量と回数を守って使用してください。
塗る量を増やせば傷が早く治るとは限りません。使用方法がわからない場合は、手術を受けた医療機関へご確認ください。
処方された軟膏とは成分や目的が異なる可能性があります。
自己判断で市販薬へ変更せず、傷の状態を医師へ相談してください。
術後早期の凹凸は、腫れや傷跡の硬さによる場合があり、時間とともに目立ちにくくなることがあります。
完成時期を過ぎても凹凸が残る場合には、癒着や瘢痕などを確認し、修正が可能か判断します。
傷跡の赤みは、術後数か月続く場合があります。
赤みだけでなく、強い痛み、熱感、膿のような分泌物、急激な腫れがある場合には、早めに医療機関へご相談ください。
患部のメイクは、抜糸後に傷の状態を確認してから再開していただきます。
傷の治り方によって異なるため、術後診察時の指示に従ってください。
二重切開後の傷跡の見え方には、手術方法や縫合、体質、過去の手術歴、術後のケアなどが関係します。
術後早期は、赤み、硬さ、凹凸、食い込みなどが目立つことがありますが、半年から1年ほどかけて変化する場合があります。
軟膏は自己判断で中止・変更せず、医師から案内された方法と期間を守って使用してください。また、傷口を何度も触る、こする、かさぶたを取るなどの行為は避けましょう。
前回の手術から6か月以上経過しても、深い凹み、段差、強い食い込みなどが残る場合には、傷跡修正を検討できることがあります。
二重切開後の傷跡について不安がある方は、現在の状態を診察したうえで、経過観察が適しているか、治療が必要かをご相談ください。
二重切開の施術内容については、
二重切開法の施術ページ
もご確認ください。
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美容整形の未来をより良きものにするために大事なのは「多様な患者さまが正しい情報を得続け、自分に合った医師や方法を選ぶこと」だと思います。FUTAEは、患者さまのサステナブルな二重整形を、美容外科医と眼科医のコラボによって支援していきます。
