執筆・監修湯田竜司医師
湯田眼科美容クリニック院長 湯田竜司の「二重整形の悩み解決!」にようこそ。
美容整形をお考えのあなたのお力になれますよう、今までのお客様からのお悩みにできる限りお答えします。参考になれば幸いです。
二重切開を考えているあなたへ。
二重切開をしようと、大手美容クリニックにいっても、5分程度のカウンセリングで、
ほとんど手術の説明をされることなく、手術が決まってしまうことは決して少なくありません。
事前の説明不足により、美容外科医とお客様との間で認識の違いが生まれます。
この、認識の違いにより、二重切開後トラブルになっていることが多々あります。
また、せっかくのカウンセリングのときに
「何かご質問はありますか?」とドクターやクリニックスタッフに尋ねられても
何を質問したらいいか分からないのがお客様の実情でしょう。
そこで、ここでは、
手術を受ける前に知っておきたい二重切開の前知識、について
プロならではの視点から口コミなどでは得られない情報まで詳しくお話し致します。
本記事のテーマ
「二重切開法を受ける前に知っておきたい8つのこと」
記事の信頼性
記事を書いている私は、眼科医・美容外科医・形成外科専門医(日本形成外科学会認定)で、2017年のMEVOS美容整形国際学会では「一流美容外科医」のトロフィーを受賞しました。
美しく仕上げる「美容整形」のみならず「眼科診療」もおこなっており、目の健康を大事にした「美容外科」が専門です。
(著者プロフィールへ)
読者さまへのメッセージ
「二重切開法」についてあらかじめ前知識を仕入れることで、カウンセリングの際に何を質問したらよいか、が知ることができます。
また、ドクターとの認識の違いを埋めることで、術後のトラブルが防止できます。
それでは詳細について見ていきましょう。
目次
二重整形切開法を受ける前に知っておきたい8つのことがあります。
①二重切開法はこんな方におすすめ
②二重切開法はどんな手術?
③二重切開後の腫れる期間(ダウンタイム)と解決方法
④二重切開術後の腫れている写真が見たい!
⑤手術後に気をつけることは?
⑥二重切開後のよくあるトラブル
⑦二重切開法の具体的な方法とは?
⑧二重切開でよくあるご質問・お悩み集
この8つです。
それでは順に見てまいりましょう。
・ダウンタイム(腫れていて人前に出づらい期間)を気にするよりも、長い目で見て自然な二重になりたい
・もともとは一重であつぼったいまぶた、すっきりした二重になりたい
・取れない二重を作りたい
以上のお悩みのあなたは二重全切開がオススメです。
以下に二重切開を受けられた方のお写真をお見せします。
二重切開は、まぶたの皮膚を切って縫うことで、美しい二重を作り出します。
一度作られた二重ラインはほとんど取れないため、二重切開法を希望する方が増えています。
二重切開法は方法によって腫れる期間は異なります。
個人差もかなりあります。
また作りたい二重幅が狭いほど腫れる期間は短いです。
ざっくり言うと、
早くて5日
遅いと6ヶ月
平均して2週間~3週間です。
詳しくはこちらの詳細を解説しましたのでご覧ください。
二重切開のダウンタイム(腫れる期間)と早く引かせるすべての方法
以下にドクター湯田が行う場合の二重全切開の腫れ具合をお見せ致します
強い腫れは7日くらいで落ち着きますが、入浴などで体があたたまると一時的に腫れが悪化します。
腫れているな?と思っている間は、ぬるめのお風呂か、ぬるめのシャワーでにしたほうがいいでしょう。シャワーといえど、温かいシャワーだと、体が温まり、「急激に腫れてきた!」とお問合せがあったお客様がいらっしゃいました。
すぐに着用しても問題ないですが、傷を少しでもきれいにしたいのでしたら、1か月くらいはメガネで過ごしたほうが、傷にはやさしいです。
目周りのお化粧は抜糸が終わった後、3日目くらいからにしましょう。
抜糸は通常7日目ですので、手術後10日以降がよいでしょう。
こすると傷が開いてしまったり、傷が汚くなります。
また腫れが長引いたり、ばい菌が入る可能性もあります。
花粉症やアレルギーで、目をよくこすってしまう方は、アレルギーのお薬をしっかり飲みましょう。
こちらに詳細をまとめてありますのでご覧下さい。
二重切開後のこんなはずじゃなかったリスク一覧はこちらをクリック
二重切開法にはいろいろなやり方があり、美容クリニックやドクターによってやり方が異なります。
方法としては大きく分けて2つあります。
長く切る分、腫れが長引きます。
二重ラインが強く造れます。
周りの脂肪をしっかり取ることができ、厚ぼったいまぶたの人におすすめです。
短く切る分、腫れは短いです。
手術の際の条件でも分類することができます。
何も使わないで手術する方法です。
多くの美容クリニックではこの方法を使っています。
設備がいらないのでクリニック経営に掛かる費用を安く抑えることができます。
一部の美容外科の先生はこの方法で行っています。
形成外科出身の先生に多いやり方です。
全国でも数えるくらいの施設でしか行われておりません。
医療用顕微鏡は高額のため、設備投資に費用が掛かってしまいます。
二重のラインは固定する場所によっても分類することができます。
二重の食い込みがしっかりしますが、目を閉じたときに食い込みが強くなりがちです。
切開したにも関わらず二重ラインが消失しやすい欠点があります。
自然な仕上がりですが、瞼板固定に比べると、二重ラインが消失する可能性はあります。
また二重の幅の微調節が難しいです。
40歳以上の方はまぶたの緩いので二重幅が広くなることが非常に多いのでやめておいたほうがいいでしょう。
手術に用いる医療器具でも分類することができます。
メスやハサミが手術の最中は一番腫れますが、手術時間が短いのが特徴です。
また手術後の回復は他の方法よりも早いため、長い目でみると腫れは少ないです。
高周波メスは手術の最中は一番腫れませんが、皮膚の下のダメージが強く、かたいまぶたになります。
長い目でみると一番腫れる方法です。
レーザーは手術直後は腫れませんが、あとから血が出てハレてしまうことがあります。
一番いいのは全ての医療器具を組み合わせることです。
それをエムラブ法といいます。
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美容整形の未来をより良きものにするために大事なのは「多様な患者さまが正しい情報を得続け、自分に合った医師や方法を選ぶこと」だと思います。FUTAEは、患者さまのサステナブルな二重整形を、美容外科医と眼科医のコラボによって支援していきます。
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