執筆・監修医師 湯田竜司
湯田眼科美容クリニック院長 湯田竜司の「二重整形の悩み解決!」にようこそ。美容整形をお考えのあなたのお力になれますよう、今までのお客様からのお悩みにできる限りお答えします。参考になれば幸いです。
2019/10/18
湯田眼科美容クリニック院長 湯田竜司の「二重整形の悩み解決!」にようこそ。美容整形をお考えのあなたのお力になれますよう、今までのお客様からのお悩みにできる限りお答えします。参考になれば幸いです。
前回のコラムでは二重埋没法の目やまぶたへのダメージについてお話しました。
埋没法は目を閉じたときに、黒目と接する粘膜部分がガタガタになり、目やまぶたへのダメージになります。
ところが、糸をかける位置でこのダメージは異なります。
糸をかける位置は①②③で分けることができます。
①:挙筋法(きょきんほう)
②:瞼板上縁法(けんばんじょうえんほう)
③:瞼板法(けんばんほう)
といいます。
目やまぶたへのダメージだけを考えますと
③>②>①
の順にダメージは大きくなります。
つまり瞼板法が一番目には良くありません。
瞼板上縁法より挙筋法の方が目へのダメージは少ないです。
「じゃあ、挙筋法が一番いい方法なのですか?!」
とカウンセリング時に聞かれますが
「挙筋法よりも瞼板上縁法の方がおすすめです。」
と私はお答えしております。
確かにダメージだけを考えると挙筋法の方がダメージは少ないです。
そのため一時期の私は挙筋法ばっかりやっておりました。
が、、、
挙筋法には欠点があるのです。
それは
「挙筋法は幅広めの二重をつくると眼の開きが悪くなりやすい」
「挙筋法は二重ラインが弱くなりやすく、長持ちしない」
この2点です。
このコラムを読んで
「わ、わたしも、、、」
とお思いの方はたくさんいらっしゃると思います。
そうなのです。
この2点のデメリットのために私は現在、二重埋没法で挙筋法を選択することはまずありません。
瞼板上縁法の目やまぶたへのダメージは、実は挙筋法とほとんど変わりません。
なのでダメージの実際は
③>②≒①
こんな感じです。
ではなぜ私は瞼板上縁法を選択するのか??
なぜなら瞼板上縁法は挙筋法のデメリットを2点とも克服しているからです。
つまり
「瞼板上縁法は幅広めの二重をつくっても目の開きは悪くならない。むしろ開きがよくなることの方が多い」
「瞼板上縁法は二重ラインがしっかりつくれ、また長持ちする」
以上の理由で私は瞼板上縁法を選択するのです。
瞼板法??
これは目やまぶたへのダメージが大き過ぎるため、眼科医としてはNGになります。
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