執筆・監修湯田竜司医師
湯田眼科美容クリニック院長 湯田竜司の「二重整形の悩み解決!」にようこそ。
美容整形をお考えのあなたのお力になれますよう、今までのお客様からのお悩みにできる限りお答えします。参考になれば幸いです。
2023年10月20日加筆
ここに書いてあることは最近の私の研究で分かった衝撃のことだらけを書いております。
多くの美容クリニックで言われていることを覆す内容ばかりだと思います。
そのうち、これらのことは常識となっていくと予想されます。
そういう美容コラムだとご理解の上、読み進めてくださいね。
「二重埋没法を湯田クリにお願いしたい!」
今回も「ゆだクリッ」「ゆだくり」のドクターユダが、こういったお悩みに答えます。
この記事は、こんな悩みをもつあなたに向けて
「二重整形埋没法のカウンセリングをする前に知っておくべき知識をまるっと知りたい」
上記でお悩みのあなたは、この記事を読めば悩みが解決することでしょう。
本記事のテーマ
「二重埋没法カウンセリング前に読んでいただきたい絶対事項【美容外科医 湯田講座】」
記事の信頼性
記事を書いている私は、美容外科医・形成外科専門医(日本形成外科学会認定)で、美容整形国際学会でも受賞歴があります。
国内医学雑誌特集号にも「まぶたの美容整形手術について」執筆している専門家です。
二重整形に関しては専門家です。
(著者プロフィールへ)
目次
二重埋没法のカウンセリング前に読んでいただきたい絶対事項【美容外科医 湯田講座】
それでは参りましょう。
二重埋没法はこんなあなたにおすすめです。
ずばり
「とにかく自然な二重になりたい方」
です。
理由は、
【整形した跡が残らないから】
整形した跡というのは
伏し目にしたときの傷跡 凹み くいこみ
この3つです。
湯田眼科美容クリニックの二重埋没法3つの特徴をご紹介します。
長持ち
当院は開業して10年ほど経ちますが
二重埋没法を当院で受けられて二重が取れてしまった方はほとんどいらっしゃいません。
ただし、たるみが強い方は除きます。
たるみの強い方は、そもそも埋没法がもちませんので(汗)
万が一、5年以内で取れてしまった方は【無料保証】ですのでどうかご安心ください。
またオプションになりますが10年保証プランもご用意あります。
ご希望の方はお申し出ください。
取れないからこその自信の表れです。
整形跡が残らない自然な二重
二重埋没法の整形跡は
【目を閉じたときに糸玉がポコっと膨らんで見える状態】です。
糸玉の位置をまぶたの【中間】に移動させることで
整形跡が残らない自然な二重を再現しています。
これについては後で詳しくお話しますのでこのまま読み進めてください。
眼科が母体の目の健康まで考慮
美容クリニックは目の健康を度外視しているところが多いです。
何かあったら眼科へいってとあしらわれてしまう。
当院は眼科と提携ですので安心してください。
また、私は一般眼科診療のトレーニングも積んでおります。
二重埋没法で一番大事なこと
それは
「いずれ二重が取れる心配があること」
理由は、まばたきの度に糸がくいこんで少しずつ少しずつずれていくからです。
ただし、私の方法であれば通常10年くらいは大丈夫です。
しかしながら瞼のたるみが強い場合は、取れやすいです(汗)
私については5年保証がありますので二重が万が一取れてもどうかご安心ください。
衝撃の事実! 〇点留めは無意味?!
ここもよく患者さんから質問されますね。
〇点留め って無意味です。実は。
糸玉が何か所 何点で留まっているかが重要視されている時代もありました(遠い目線)
【確かに今までは 何点で糸玉を留めるかが重要視されていました。】
これは 糸玉を真皮(皮膚の硬めのコラーゲン部位)にひっかけることで
長持ちさせるやり方のときは 確かに大事でした。
埋没法の長持ちさせるコツは真皮に糸をしっかりひっかけることです。
しかしながら
後で詳しく説明がありますが
糸玉は異物反応 炎症反応を起こしやすいです。
糸玉が真皮に引っかかっていると
ポコっと膨らんだり
ニキビになってしまったり
良くないことだらけです。
なので最近では糸玉を浅く埋め込む美容外科の先生はいないのではないでしょうか?
とすると
〇点留めって無意味なんですよね。。。
〇点で留まっていることよりも
真皮を5か所以上しっかり【貫通留め】することの方が遥かに大事なんです。
貫通留めについては後で詳しくご案内するのでこのまま読みすすめてください。
埋没法についてまずは簡単に理解しておいてほしいことをご案内しますね。
埋没法の仕組みについて
目を開けたときに二重になるには
まぶたを持ち上げる筋肉が収縮すると
目の蓋をしている瞼板が持ち上がって
まつ毛が立ち上がり
黒目が出てくるわけですが
そのときに一緒に皮膚(二重ライン)が引き込まれると
二重になります。
この連動を癒着と表現します。
埋没法はこの癒着を糸でつくる手術なのです。
埋没法は「糸玉の位置」「どこを糸で留めるか」「糸がどこを通るか」の3つが最重要
「糸玉の位置」と「糸の留める場所」は目の健康のために。
糸がどこを通るかは、目の健康のためと、【長持ち】させるために非常に大事なのです。
糸玉の位置について
糸玉の位置は【表留め】【中間留め】【裏留め】の3種類に分かれます。
糸玉の位置は【中間留め】が良い理由
理由は
糸玉が異物反応 炎症反応を起こしやすいのですが
【糸玉が浅いと炎症が起きる】
まずはこの原理原則を理解しておいてほしいです。
皮膚の方に浅いと、ニキビやポコっとふくらんで炎症が起きます。
粘膜の方に浅いと、結膜炎や角膜炎を引き起こします。
つまり表に留まっていても
裏側に留まっていても
どちらも良くないわけですね。
だから糸玉は【中間留め】が良いわけです。
【裏留め】抜糸は簡単なのか?
裏止めが良くない、という議論に
「抜糸がむずかしい」
「いや、抜糸は簡単だ!」
と完全に2つに分かれます。
答えは
「簡単なこともあるが、むずかしいこともある」です。
裏留めの場合、糸玉が粘膜の浅いところにあると
正直抜糸は表留めよりもはるかに簡単なことがあります。
ただし、糸玉が浅いと異物反応 炎症反応のリスクになり
あまり良くないのでしたね。
粘膜の深いところに糸玉が移動してしまった場合は
埋没糸抜去を担当する美容外科医泣かせです。
この場合は2通りの可能性があります。
①ミューラー筋内部、腱膜下にめぐりこんでいる
この場合が最悪です。
筋肉をズタズタにしないと糸玉が取れないからです。
この場合はもはや、無理して糸玉を取ることの方が目に良くないこともしばしばです。
②瞼板上にめぐりこんでいる
この場合は、もはや簡単には取れません。
基本的には二重切開をしないと取れません。
どこを糸で留めるか
糸を留める位置で挙筋法と瞼板法、瞼板上縁法の3つがあります。
正確には、瞼板上縁法も瞼板にかけるので
挙筋法か瞼板法 この2種類なのですが。。
【瞼板法】がダメな理由
一番ダメな理由は 瞼板がゆがむからです。
瞼板がゆがむと、目をつむるたびに まばたきをするたびに
角膜と結膜に摩擦が生じて
角膜炎 結膜炎になりやすくなります。
また
まぶたの硬い芯の部分「瞼板」に糸が通ると
瞼板にあるマイボーム腺をつまらせ
ドライアイ(渇き目)とものもらいのリスクがあります。
瞼板の役割はずばり目の防御です。
目の蓋として、物理的な防御
そして中に マイボーム腺 という油を分泌する組織があること 化学的な防御ですね。
マイボーム腺は油を分泌します。
この油は涙が蒸発しないようにしています。
目の健康に「涙」は大事です。
涙は目を乾燥から守り、汚れやゴミを洗い流す、角膜へ酸素や栄養を補給するなどしています。
涙のほとんどは水分ですので
水分が蒸発しないように涙の表面に油がのっているわけです。
このマイボーム腺の働きが低下してしまう病気を、マイボーム腺機能不全(Meibomian Gland Dysfunction:MGD)といいます。
糸を留める位置は改良型【挙筋法】が良い理由
現在の私の研究では
改良型挙筋法が一番良い方法だと思われます。
理由は
目に優しくてトラブルがもっとも少なく仕上がりもキレイだからです。
従来の挙筋法の問題点【すぐ取れてしまうこと】
10年以上前に私は当時勤めていたお師匠さんから挙筋法を習いよくやっておりましたが
問題点がありました。
それは【すぐ取れてしまっていたこと】
お師匠さま曰く
「埋没法の適応は、ブジーを当てて離しても二重が維持される方」でした。
それだとほとんどの方は適応なしになってしまいます。
なので私は
挙筋法よりしっかり長持ちする瞼板上縁法を採用しておりました。
しかしながら挙筋法に比べると、やはり目へのトラブルがあります。
瞼板のゆがみは最小限ではあるものの それでも結膜炎 角膜炎 ドライアイ ものもらいのリスクがあります。
従来の挙筋法の問題点【すぐ取れてしまうこと】を克服しました。
どうやって克服したのかというと
【皮膚のコラーゲン部分をがっつり糸にかけること】です。
皮膚のコラーゲン部分をがっつり糸にかけると長持ちします。
しかしながら問題点もあり
それは
【糸が透けて見える問題】がありました。
確かに、コラーゲン部分をがっつり糸にかけると糸が透けて見える可能性があります。
挙筋法は眼瞼下垂のリスクがある?
糸を強く結びすぎると確かに眼瞼下垂のリスクがあります。
糸を緩くむすべばそのようなリスクはほとんど心配いりません。
糸をゆるく結ぶと糸玉がポコっとなる?
確かに糸をゆるく結ぶと
糸玉が浅いところにいきがちになります。
理由は、強く結ぶと、糸玉が沈んでいくのに対して
緩く結ぶと沈んでいかないからです。
このバランスを適切に調節していきばほとんど心配いりません。
糸をゆるく結ぶと長持ちしない?
これは工夫によりゆるく結んでも長持ちさせることができます。
皮膚の直下のコラーゲン(真皮部分)にがっつり糸を5か所以上貫通留めさせることで
長持ちさせることができます。
これについては後で詳しく解説があるので、読み進めてください。
挙筋法は眼瞼痙攣のリスクがある?
私の研究では実際ほとんど心配いりません。
挙筋法だから眼瞼痙攣のリスクがあるわけではなく
手術のやり方が雑だと、まぶたの筋肉を傷めつけて眼瞼痙攣になるのだと思われます。
「糸がどこを通るか」
糸が真皮(コラーゲン部分)を5か所以上がっつり通っていると長持ちする
これが糸の通り道として非常に大事です。
私の埋没法は開業して10年くらいになりますが
私のやり方で取れた方は今のところほとんどいらっしゃいます。
しかしながら他院では、埋没法が5年くらいで取れることがしょっちゅうです。
ひどい場合は3年もっていないですね。
何が違うのかを考えました。
糸玉や留める位置は、患者さん情報やホームページで調べる限りそう違わない。
なのに長持ち度は全然違う。
そこで気づいたのが
皮膚のかための組織 真皮(コラーゲン部分)に糸がしっかりかかっているか?
ということに気づいたのです。
私は以前より、しっかり真皮に糸をかけて
埋没法が取れないように工夫していたのです。
糸が真皮を線状に通ると、糸が透けて見える
糸が透けて見える問題を【貫通留め】で解決
真皮を【線状】に幾度もすくうと
糸が浅いところにあるので透けて見えてしまいます。
そこで【点】でコラーゲン部分をすくえば
点なので
透けたところで糸は見えないのです。
糸が瞼板を通るのは極力避ける
理由は、瞼板の中のマイボーム腺を詰まらせないようにですね。
湯田式二重埋没法は【中間留め】 【挙筋法】 【真皮貫通留め5か所】
この3つの特徴を覚えてほしいです。
これにより目に優しく
キレイで長持ちする埋没法を可能としているのですね。
今回の記事は以上になります。
他にも、二重整形に関する有益な情報を美容コラムやyoutubeでもご紹介していますので
良かったら見てみてください。
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