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2023/05/26

二重切開の痛みについて【美容外科医湯田講座】

ドクター湯田

執筆・監修医師 湯田竜司

湯田眼科美容クリニック院長 湯田竜司の「二重整形の悩み解決!」にようこそ。美容整形をお考えのあなたのお力になれますよう、今までのお客様からのお悩みにできる限りお答えします。参考になれば幸いです。

著者プロフィール

二重切開をしたいあなた
「二重切開をしたいけど痛くないか心配」

今回も「ゆだクリッ」「ゆだくり」のドクターユダが、こういったお悩みに答えます。

この記事は、こんな悩みをもつあなたに向けて
「二重切開の痛みについて」

上記でお悩みのあなたは、この記事を読めば悩みが解決することでしょう。

本記事のテーマ
「二重切開の痛み【美容外科医湯田講座】】」

記事の信頼性
記事を書いている私は、美容外科医・形成外科専門医(日本形成外科学会認定)で、美容整形国際学会でも受賞歴があります。
国内医学雑誌特集号にも「まぶたの美容整形手術について」執筆している専門家です。
二重整形に関しては専門家です。
(著者プロフィールへ)

二重切開の痛み【美容外科医湯田講座】

二重切開の痛み【美容外科医湯田講座】
それでは詳しく解説していきます

二重切開の痛みは、麻酔の痛み・手術中の痛み・術後の痛みの3種類

二重切開の痛みは、麻酔の痛み・手術中の痛み・術後の痛みの3種類
まずは、手術を開始する前に、手術中痛くないように麻酔の注射をします。
次に、麻酔がしっかり効いていれば基本的に、手術中は痛くないのですが
麻酔液が十分に効いていなかったり
あるいは、麻酔液が吸収されすぎてしまい、効果が弱くなって手術中に痛みがでることがあります。
そして、手術後、麻酔が切れてくると、手術後の痛みが出てきます。

実際、麻酔の注射時はどうしても無痛ではできませんし
手術中に稀に痛みが出ることもありますし
術後の痛みが軽く出る方もいます。

二重切開の痛みは、手術中だけの痛みだと誤解されやすいですが
麻酔の痛みと手術中の痛みと手術後の痛みの
この3つの痛みがあるわけですね。

二重切開時の麻酔の痛みとその対策

麻酔の痛みとその対策について。

麻酔は確かに無痛ではありません。
上まぶたは体の中でも痛みには強い方ですが
注射をするので、どうしてもわずかに痛みが生じます。

どうすれば二重切開時の麻酔の痛みを軽減できるのでしょうか?
4つの方法があります。
①麻酔の上手な先生が注射をすれば痛みが軽くなる
②麻酔前に塗る麻酔をすれば痛みが軽くなる
③麻酔前に笑気麻酔をすれば痛みが軽くなる
④麻酔前に静脈麻酔をすれば痛くない
それぞれについてみていきましょう。

麻酔の上手な先生が注射をすれば痛みが軽くなる

麻酔の上手な先生が注射をすれば痛みが軽くなります。
理由は、麻酔には上手い下手があるからです。
実際、私の二重切開のときの麻酔はかなり上手いと自負しており
他院で二重切開を受けた方も
「こんな痛くなかったのは初めてです!」
とよく感激頂きます。

確かに、麻酔の時は注射をするので無痛ではありません。
しかしながら麻酔の上手な先生が注射をすれば痛みが軽くなるのです。

麻酔前に塗る麻酔をすれば痛みが軽くなる

麻酔前に塗る麻酔をすれば痛みが軽くなります。
理由は、塗る麻酔をすれば、触っても感覚がにぶくなり
注射の痛みを減らすことができるからです。
実際、私も以前は、勤務クリニックで塗る麻酔を使用してから
麻酔の注射をしていました。

確かに、塗る麻酔をしても、麻酔注射時の痛みがなくなるわけではありません。
ですが痛みが大分軽くなるのも事実です。

麻酔前に笑気麻酔をすれば痛みが軽くなる

麻酔前に笑気麻酔をすれば痛みが軽くなります。
理由は、笑気麻酔には鎮痛効果とボーっとする効果があり
麻酔注射時の痛みを軽くできるからです。

実際、当院で二重切開をされる8割くらいの方が笑気麻酔を希望されます。

確かに、笑気麻酔をしても、ガス濃度が薄いとほとんど痛みが変わらなかった
というお声は少なくありません。
ですが、しっかりと濃度を濃く笑気麻酔をすれば
麻酔注射時の痛みは軽くなるのです。

麻酔前に静脈麻酔をすれば痛くない

麻酔前に静脈麻酔をすれば痛くないです。
理由は、静脈麻酔をすれば、麻酔注射の前に眠ってしまうから
意識がないので痛くないのです。
実際、痛みを感じたくない方は、当院でも静脈麻酔を選ばれ
全く痛くなかったどころか
「え??手術終わったの??」
と気づかない間に手術を終わっています。

確かに、静脈麻酔でも、効きが弱いと
麻酔注射時の痛みを覚えている方が非常にまれにいらっしゃいます。

しかし、十分に静脈麻酔をすれば
麻酔注射は痛くないのです。

二重切開時の手術中の痛みとその対策

二重切開時の手術中の痛みとその対策について。
くわしく見ていきましょう。

二重切開時の手術中の痛みは手術前の麻酔が一番大事

二重切開時の手術中の痛みは手術前の麻酔が一番大事です。
理由は、手術前の麻酔が十分に効いていれば基本的に手術中の痛みはないといっても過言ではないからです。
実際、私の二重切開を受けた患者さんは
「二重切開の手術中、全く痛くなかった!!」とおっしゃいます。

確かに、何度も二重切開をうけている患者さんは非常にまれに手術前の麻酔が効きづらいことがあります。
しかしながら、そのような場合でも
手術前に十分に麻酔をすることで
実際は、手術中の痛みはほとんどでないです。

二重切開時の手術中の痛みは手術前の麻酔が一番大事なんですね。

二重切開時の手術中の痛みは麻酔の追加投与で軽減

二重切開時の手術中の痛みは麻酔の追加投与で軽減することができます。
ちょっとでも、手術中に痛みを感じた患者さんには
実際に私は、すかさず局所麻酔を十分に追加投与します。
確かに、局所麻酔を追加投与してもなかなか麻酔が効かない方は非常にまれにいらっしゃいます。
しかし、ほとんどの方が麻酔の追加投与で、手術中に感じた痛みを抑えることができるのです。

二重切開時の手術中の痛みは麻酔の追加投与で軽減できるわけですね。

二重切開時の手術後の痛みとその対策

二重切開時の手術後の痛みとその対策について

基本的には痛み止めを当日飲むことだけです。
ほとんどの方は、当日痛み止めを飲むだけで、次の日からはほとんど痛くないです。

実際、私が二重切開をした患者さんにアンケートをとっても
次に日には痛み止めがいらなかったとおっしゃいます。

確かに、手術の下手な先生が二重切開をすると
手術後の痛みが長引くことがあります。
ですが、上手な先生が二重切開をすれば
手術後に一度痛み止めを飲む程度で
次の日からはほとんど痛くないのです。

二重切開時の手術後の痛みとその対策は、手術後に痛み止めを内服することなんですね。


今回の記事は以上になります。

他にも、二重整形に関する有益な情報を美容コラムやyoutubeでもご紹介していますので
良かったら見てみてください。

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