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2023/05/26

二重切開が取れた原因と対策【美容外科医 湯田講座】

ドクター湯田

執筆・監修医師 湯田竜司

湯田眼科美容クリニック院長 湯田竜司の「二重整形の悩み解決!」にようこそ。美容整形をお考えのあなたのお力になれますよう、今までのお客様からのお悩みにできる限りお答えします。参考になれば幸いです。

著者プロフィール


二重切開をしたいあなた
「二重切開をしたいけど取れてしまった人がいる!なぜ取れるの?」

今回も「ゆだクリッ」「ゆだくり」のドクターユダが、こういったお悩みに答えます。

この記事は、こんな悩みをもつあなたに向けて
「二重切開をしたのになぜ取れる?」

上記でお悩みのあなたは、この記事を読めば悩みが解決することでしょう。

本記事のテーマ
「二重切開が取れた原因と対策【美容外科医 湯田講座】」

記事の信頼性
記事を書いている私は、美容外科医・形成外科専門医(日本形成外科学会認定)で、美容整形国際学会でも受賞歴があります。
国内医学雑誌特集号にも「まぶたの美容整形手術について」執筆している専門家です。
二重整形に関しては専門家です。
(著者プロフィールへ)

二重切開が取れた原因と対策【美容外科医 湯田講座】

二重切開が取れた原因と対策【美容外科医 湯田講座】
二重切開は基本的には永久二重をつくる手術です。
ですが
二重切開をした後、二重が取れてしまった、、、
というお声は、実は非常に多いです。

その原因と対策について詳しく解説していきましょう。

二重切開が取れる原因 なぜ取れる?

二重切開が取れる原因 なぜ取れる?
ずばり
二重切開の傷跡をキレイにすることを優先するがあまり、二重ラインの癒着(ゆちゃく)が取れてしまうからです。

実際、私も二重切開の傷跡をキレイにすることを大事にしているので
100人に1人程度
二重切開したにも関わらず二重切開が取れてしまうことはあります。

確かに、二重切開は基本的には永久な二重を創ることが可能です。
二重切開が取れないようにするには実はとても簡単で
二重ラインの皮膚の下の組織をごっそり取れば
絶対取れない二重の出来上がり
です。

ただし
その術式を行うと
傷跡が非常に目立ってしまい
ばればれ二重整形の出来上がり
になってしまいます。

くわしく解説しましょう。

二重切開は、目を開いたときに
一緒に二重ラインがくいこんでくれると二重になります。
分かりやすく、これを【連動】と表現します。
(医学用語では癒着ゆちゃく といいます)

この連動を皆さんは、アイプチなどでつくって二重にしているわけです。
アイプチで折りぐせをつくると
その折りぐせ(折り紙でいうところの 折りですね)があると
連動しやすくなるのは想像できるかと思います。

簡単にいうと、二重切開に限らず
二重整形は目を開いたときに、希望の二重ラインを連動させる手術です。

二重切開をすると通常は強力な折りぐせがつき
連動は強力で
通常は永久的な効果が期待できます。

しかしながら、この連動を強力に作ろうとすると
どうしても【傷跡】も強力になってしまうのです。

多くの美容外科医は
【傷跡】と【連動】のシーソーバランスに悩まされ

取れない二重を創ろうとすると
ばればれ二重切開が誕生してしまうのです。

二重切開の傷跡をキレイにすることを優先するがあまり、二重ラインの癒着(ゆちゃく)が取れてしまうことが原因なわけですね。

二重切開が取れない対策

二重切開が取れない対策について
ずばり
二重の癒着を強くすることです。

「でもそれをやると、傷跡が目立つっていったじゃん!!
そんなのやだ!!」

って方へ。

傷跡を極力目立たなく、なおかつ癒着を強くする術式をやるしかありません。

それは、やはり、
【まぶたを持ち上げる筋肉を皮膚の間に挟み込むこと】

これしかありません。

ただし
当然、この術式を私は採用しているのですが
それでも100人に1人は二重切開をしても
取れてしまう方はいらっしゃるわけです・・・


今回の記事は以上になります。

他にも、二重整形に関する有益な情報を美容コラムやyoutubeでもご紹介していますので
良かったら見てみてください。

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