2018/10/11

シミ治療で知っておきたい前知識

ドクター湯田

執筆・監修医師 湯田竜司

湯田クリニック銀座 院長・日本形成外科学会認定形成外科専門医の湯田竜司です。 二重整形、二重修正、眼瞼下垂、クマ治療など、目元の美容外科診療を中心に行っています。 まぶたの構造や過去の手術歴、現在のお悩みを確認し、手術によって期待できる変化だけでなく、手術の限界やリスクについても丁寧にご説明しています。

著者プロフィール

シミ治療で知っておきたい前知識
 
お顔のしみのせいで実際の年齢より老けて見える、、、
 
そんなお悩みのあなたに、しみ取りについて現役の美容外科医であるドクター湯田が口コミなどでは得られない情報をプロならではの視点からお伝え致します。

しみ取りはどんな方法がある?

インターネットなどで検索すると、シミ取り化粧品などがあり本当か心配、、、
お客様からそのようなお声をよく頂戴します。
実際シミ取り化粧品でシミが取れるのでしょうか?
答えは「まず無い。」です。
私たち美容クリニックではしみ取りを塗り薬で行おうとすると2つの塗り薬を使っていくのですが
とても濃度の濃いお薬です。
それを使っても1ヶ月単位で少しずつ薄くなります。
当然市販の塗り薬は濃度がかなり薄いものです。
効果はほとんど期待できないでしょう。
 
美容クリニックで行われているシミ取りにどんな治療があるのかご紹介してきます。

シミレーザー

一番強力な治療がやはりシミ取りレーザーになります。
よく、「光治療とレーザーは何が違うんですか?」
とお客様から聞かれますが、レーザーは光治療の一種です。
たくさんある光治療の中の一つなのです。

かなり難しい話になるのでこのお話は別のコラムでお伝え致します。

しみ取りレーザーは強力ですが、副作用もあります。
たまにシミが一時的に悪化することがあります。
これはレーザー治療後の炎症後色素沈着(えんちょうごしきそちんちゃく)といいます。
体質によりレーザーによるダメージでシミが濃くならことがあるのです。

通常半年かけてゆっくり治っていきます。

シミ光治療(フォトフェイシャル・フォトシルクプラス・M22・オーロラ・ライムライトなど)

シミレーザーをマイルドにしたものとお考え下さい。
いろんな光を調節することによって、美肌効果などを上乗せすることができます。

シミ取りレーザーは強力ですが副作用がこわい、、、
そのような方には一番おすすめできます。

しみ光治療には様々な機械があります。

また同じ機械でも、機械の設定によって効果は様々です。

シミ取り塗り薬

先ほど軽くお伝えしましたが、塗り薬によるシミ取りです。
美容クリニックで使われる塗り薬は2種類です。

ハイドロキノンクリーム

しみの漂白剤といわれている、ハイドロキノンです。
ハイドロキノンという粉を、美容クリームに混ぜて作ります。
ハイドロキノンを注文する業者さんによってその効果はわずかながら異なるようです。

当院では美容外科医の間でも評判の良いところからハイドロキノンの原料から取り寄せて院内で調合(ちょうごう)しております。

ハイドロキノンクリームは体質によっては赤くなることがあります。
赤みが強くなってきたらお薬を塗るのを休んでください。

赤みが治ったらまた再開しましょう。

トレチノイン

肌のむける作用(ピーリング効果)を利用する治療法です。
浅いしみであれば皮がむけた時にしみも一緒に取れます。
ピーリング効果でお薬の浸透が良くなるのでハイドロキノンと組み合わせて使うクリニックが多いです。

やはり塗りすぎると赤みや痛みがでることがあります。
その場合はお休みしましょう。

美白点滴

トラネキサム酸やグルタチオンなどの美白成分を点滴に組み合わせることにより体の内側からシミを予防していきます。
長い目でみるとおすすめではありますが即効性は期待しないで下さい。

美白内服セット

美白点滴を美容クリニックで受けるには通院が必要です。
通院が面倒、、、
そのようなおなたにはおすすめです。
種類もいろいろありますので、また次の機会にお話しましょう。

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シミ治療で気をつけることは?

シミの天敵は紫外線です。
紫外線予防をしっかりしましょう。
飲む日焼け止めだけでは効果は不十分なことが多いです。
しっかり日傘や日焼け止め、帽子やサングラスなどを使用しましょう。

レーザーを行った後はテーピングをするクリニックが多いです。
これは紫外線予防と、レーザー後シミが一時的に悪化しシミが濃くなるのを隠すためです。

テープをこまめにはがすと刺激で良くないので極力貼りっぱなしがいいです。

汚れてはがすときはワセリンなどを十分にぬり、上からラップをすると20分後するっと剥がれます。
おすすめです。

シミ治療後のよくあるトラブル

まだシミが残っている、、、

シミはその深さによってはしぶとく生き残ります。
再度同じシミ治療を行うか、様々なシミ治療を組み合わせる必要があります。

シミが濃くなった!!

シミ取り治療中、刺激のため炎症後色素沈着が起きることがあります。
1次的なものですあまり心配はいらないですが、良くなるまではかなり個人差があります。
3ヶ月~半年、場合によっては1年くらいかかって良くなることもあります。

シミが薄くならない、、、

治療をしてもシミが薄くならないこともまれにあります。
違うシミ治療に変える必要があります。

赤くかぶれた!!

シミ取りクリームを使うと赤みが強く出ることがあります。
心配はいらないです。
赤みが落ち着くまで塗るのをやめ、赤みが治ったらまた再開してください。

施術までの流れを知りたい!

具体的な施術までの流れはクリニックによって様々ですが、おおむねの流れは大体一緒です。
ここでは湯田クリニック銀座を例にしてご紹介致します。

こちらをクリックして下さい。

シミ治療後のアフターフォローは??

美容クリニックのほとんどがシミ治療を一度したら後はアフターフォローはありません。
湯田クリニック銀座では1ヶ月ごとの診察をさせて頂き、随時必要なアドバイス、お薬をご案内しております。

湯田クリニック銀座 院長 湯田竜司医師

MEDICAL REVIEW

この記事の執筆・医学監修

執筆・医学監修

湯田クリニック銀座 院長/日本形成外科学会認定 形成外科専門医

診察では、期待できる変化だけでなく、適応、限界、リスク、他の選択肢、手術を見送る判断についてもご説明しています。

医師プロフィール・経歴を見る

初回公開日

最終更新日

INFORMATION

本記事の医療情報について

01

情報の位置づけ

本記事は一般的な医学情報の提供を目的としており、個別の診断や治療方針を確定するものではありません。適応は診察のうえ医師が判断します。

02

効果・経過の個人差

効果、仕上がり、腫れ、内出血、傷跡、回復期間には個人差があります。記事内の経過や症例は、すべての方に同じ結果を保証するものではありません。

03

更新方針

公開後も診療内容、料金、学会・公的資料等を確認し、必要に応じて内容を見直します。日付は実際に公開・更新した情報に基づいて表示しています。

自由診療に関するご案内

記事内で美容医療の施術に触れている場合、原則として自由診療です。具体的な費用・主なリスクは各施術ページと料金表をご確認ください。

症例写真の見方

撮影時期は画像内の表示またはキャプションをご確認ください。時期の記載が確認できない画像は、治療効果の比較資料ではなく参考画像としてご覧ください。

症例写真は一例であり、同じ施術でも術前の状態や治癒過程によって結果は異なります。

参考文献・関連する公的/学会資料
  1. 厚生労働省「医療法における病院等の広告規制について」
  2. 消費者庁「美容医療を受ける前に確認したい事項と相談窓口」
  3. 日本形成外科学会「美容外科」
  4. 日本美容外科学会(JSAPS)

外部資料は一般的な情報確認のためのものです。個別の診断・施術適応については診察時にご説明します。