2026/10/06

顎下脂肪吸引のダウンタイム|腫れ・拘縮はいつまで?圧迫と仕事復帰

ドクター湯田

医師プロフィール医師 湯田竜司

湯田クリニック銀座 院長・日本形成外科学会認定形成外科専門医。顎下脂肪吸引の適応や、術後の経過については診察でご相談いただけます。

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顎下脂肪吸引を検討するとき、「仕事は何日休めばよいか」「硬さやボコボコはいつまで続くか」が気になる方は少なくありません。術後は、腫れが目立つ期間と、触ったときの硬さがなじむ期間、輪郭を評価する時期を分けて考えることが大切です。

当院がご案内している経過の目安

  • 強い腫れ:数日〜1週間程度
  • 抜糸:約7日
  • 輪郭の完成:3〜6か月程度。傷跡はその後も変化します。

いずれも目安です。腫れが完全に消える時期や仕事復帰の日数を保証するものではありません。吸引範囲、皮膚の状態、併用施術、体質などによって異なります。

施術の適応・費用・症例全体は、顎下脂肪吸引の施術ページをご覧ください。

顎下脂肪吸引のダウンタイムを時系列で確認

手術後の見た目だけで、その時点の仕上がりを判断することはできません。診察では腫れや傷の状態とともに、前回からどう変化しているかを確認します。

  1. 術直後〜数日:腫れ・内出血・痛みを確認する時期顎下の腫れや内出血、圧迫による違和感が出ることがあります。処方薬や圧迫の使い方は、手術時の説明に従ってください。強い腫れがある時期の写真を完成形と比べず、痛みや腫れが急に増えていないかを確認します。
  2. 約7日:抜糸の目安傷の治りを診察したうえで抜糸を行います。このころに強い腫れが落ち着いてきても、内出血やむくみが残ることがあります。抜糸を済ませた日が、そのまま運動や全ての生活動作の再開日になるわけではありません。
  3. 1か月前後:硬さ・つっぱり・細かな凹凸が気になることも皮膚の下が硬い、動かすとつっぱる、触ると部分的に凹凸を感じるなどの変化がみられることがあります。むくみや拘縮が残る時期のため、気になる場所と変化を診察で確認します。
  4. 3〜6か月:輪郭が落ち着く目安当院では完成の目安を3〜6か月程度とご案内しています。硬さや細かなむくみがなじむにつれて輪郭を評価しやすくなりますが、回復の速度には個人差があります。違和感や左右差が続く場合は、時期だけで自己判断せずご相談ください。
  5. 6か月〜1年:傷跡も長い目で確認輪郭だけでなく、切開部の赤みや硬さも時間をかけて変化します。傷跡が完全になくなることを保証する手術ではなく、目立ち方は体質や経過によって異なります。

拘縮はいつまで? 硬さやボコボコが気になるとき

顎下脂肪吸引後に感じる硬さやつっぱりは、治癒過程でみられる拘縮による場合があります。1か月前後で硬さが残っていても、そのことだけで失敗とは判断できません。数か月単位の変化を、触診や術前・術後の写真と合わせて確認します。

一方で、凹凸をすべて拘縮と決めつけることもできません。腫れの残り方、皮膚の状態、左右差などを診察し、時間とともに変化しているのか、別の対応が必要なのかを判断します。「3か月になれば必ずなくなる」といった一律の期限はありません。

強く揉む・押しつぶすなどの自己流のマッサージは始めず、まず担当医に確認してください。マッサージの必要性、開始時期、力の加え方は、傷や術後の状態によって異なります。診察では「いつから」「どの部分に」「痛みや熱感があるか」「以前より変化したか」を伝えると、経過を確認しやすくなります。

圧迫バンドは何日必要? 外してよいタイミング

圧迫は術後の腫れを抑え、治癒中の組織を支えるために行います。ただし、着用日数や1日あたりの時間は、吸引範囲や術後の状態に合わせた指示が優先です。他の患者様の症例に書かれた日数を、そのままご自身に当てはめないでください。

手術前に、就寝中や外出時の着用、洗顔・入浴時の外し方、仕事中に着用できない場合の対応を確認しておくと予定を立てやすくなります。強く締めれば早く仕上がるわけではありません。圧迫で強い痛みや皮膚の異常がある場合は、締め方や継続の可否をクリニックへ確認してください。

仕事復帰はいつから? 休みを決める3つの視点

復帰時期は、見た目の腫れだけでは決まりません。手術前のカウンセリングでは、次の点を具体的にお伝えください。

  • 体への負担:デスクワークか、重い物を持つ・長時間動き続ける仕事か。運動や負荷の大きい動作は再開の指示を確認します。
  • 人と会う予定:接客、撮影、面接など、腫れや内出血が見えることを避けたい予定があるか。マスクで全て隠れるとは限りません。
  • 通院と圧迫:約7日の抜糸や経過診察に通えるか、職場で圧迫の指示を守れるか。

短い休暇だけで組む場合も、腫れの個人差を見込んだ余裕が必要です。大切な撮影や式典がある方は、その日から逆算して手術時期を相談してください。洗顔、入浴、飲酒、運動、処方薬の使い方も個別の説明に従い、無理に早めないことが大切です。

「まだ二重あごがある」「効果がない」と感じたら

術後早期は腫れやむくみによって、脂肪を減らした変化が分かりにくいことがあります。まず手術からの日数と、腫れ・硬さの経過を確認します。写真を比べる際も、顔の向きや顎の上げ下げ、照明が違うと輪郭の見え方が変わるため、条件をそろえることが大切です。

また、顎下のふくらみの原因が皮膚のたるみや骨格にもある場合、脂肪吸引だけでは希望する輪郭に届かないことがあります。追加の吸引を急いで決めず、何が残っているのかを診察で確認してください。適応と手術の限界は、脂肪とたるみの違い・輪郭形成の考え方でも説明しています。

3か月・6か月・1年の症例から経過を見る

当院では、次の時期の比較写真を掲載しています。それぞれ別の患者様の症例です。一人の患者様の連続した経過として比較せず、各ページの術式、撮影時期、リスクと合わせてご覧ください。

症例は一例です。同じ施術で同じ仕上がり・回復期間になることを保証するものではありません。

経過を待たずに連絡してほしい症状

急に腫れが増えた、強い痛みがある、出血が続くなど、普段と異なる変化がある場合は、予定の診察日まで待たずに手術を受けたクリニックへ連絡してください。「ダウンタイムだから」と自己判断しないことが大切です。呼吸が苦しいなど緊急の症状がある場合は、救急受診が必要です。

当院で施術を受けた方のご連絡:03-3543-1107(電話受付9:30〜17:00)。緊急の症状はWeb予約フォームの返信を待たないでください。

費用・リスクとカウンセリング

顎下脂肪吸引は自由診療で、当院の施術料金は330,000円(税込)です。麻酔の選択などによる総額は最新の料金表とカウンセリングでご確認ください。

主なリスクには、腫れ、内出血、痛み、感染、血腫、拘縮、凹凸、左右差、感覚の変化、神経損傷、傷跡、皮膚のたるみが残る可能性、希望する仕上がりとの差などがあります。適応や回復期間は診察のうえ判断します。

仕事や大切な予定を含めて、手術時期をご相談いただけます。

「何日休めるか」「いつまでに人前に出たいか」「圧迫ができる時間帯」をお伝えください。脂肪吸引が適する状態か、期待できる変化と限界、術後の過ごし方を説明します。

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参考情報

当院の期間の目安は顎下脂肪吸引の施術案内に基づきます。一般的な脂肪吸引後のケア・経過・リスクについては、米国形成外科学会(ASPS)の術後の回復、術後の結果、リスクと安全性を参照しています。これらは顎下のみの回復日数を示す資料ではありません。