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2018/10/12

加齢黄斑変性(AMD:age-ralated macular degeneration)とは??

加齢黄斑変性ってなに??

加齢黄斑変性(age-ralated macular degeneration)とは、黄斑という目の奥のスクリーン中心のもっとも解像度が強い部分が、年をとってダメになってくる病気です。
 
比較的最近まで治療法がなかったのですが、最近いくつかの治療法が新たに開発されて、多くの患者さんで視力の維持や改善が得られるようになってきました。
 

加齢黄斑変性の症状とは??

解像度が強い黄斑部は、見ようとするときの一番大事なところです。
そこの異常ですので、見ようとするところが見えにくくなります。
モノがゆがんで見えたり、中心が暗くなったり、欠けたり、視力低下を引き起こします。

加齢黄斑変性の種類

加齢黄斑変性には2つのタイプがあります。
萎縮型と滲出型です。

萎縮型(ドライタイプ)

萎縮型は網膜色素上皮が徐々にゆっくりと萎縮していき、網膜が障害され視力が徐々に低下していきます。
急激な症状が悪くなることはありません。
萎縮型には現在のところ治療法はありません。
滲出型に移行することもあるので定期健診は必要になります。

滲出型(ウェットタイプ)

脈絡膜から異常な血管(脈絡膜新生血管)が、網膜色素上皮の下や、網膜と網膜色素上皮の間に侵入して網膜が障害される病気です。
異常な血管はもろく、液体が染み出たり、出血したりします。
それによる黄斑にダメージが加わります。
滲出型には治療法があります。
滲出型は脈絡膜新生血管の発生が原因ですので、この新生血管ができないようにする治療法があります。
新生血管発生には血管内皮増殖因子(けっかんないひぞうしょくいんし)(vascular endothelial growth factor:VEGF)が関係していると考えられております。
そのため、VEGFを阻害することで脈絡膜新生血管を退縮させることができます。
VEGF阻害薬を目の中に注射します。
ルセンティス®、アイリーア®というお薬になります。
または新生血管にレーザーを照射していく治療法もあります。