執筆・監修医師 湯田竜司
湯田眼科美容クリニック院長 湯田竜司の「湯田先生の相談室」にようこそ。美容整形をお考えのあなたのお力になれますよう、今までのお客様からのお悩みにできる限りお答えします。参考になれば幸いです。
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2012年のアメリカの医学論文です。
概要を日本語でご紹介します。
背景:眼瞼後退は眼瞼下垂手術の合併症や甲状腺眼症などでありえます。
眼瞼下垂手術後の過矯正を修正した研究を報告します。
挙筋延長による手術です。
瞼板前組織をスペーサーフラップとして利用しました。
方法:6年間で60人の患者、71症例です。
瞼板前組織のスペーサーフラップで挙筋延長しました。
12症例は上方茎の回転フラップでさらに延長させました。
結果:71症例中、61症例はよい結果。
6例はちょっと眼瞼下垂になってしまった。
4例は再発してしまった。
成功しなかった症例はすべて修正手術で直した。
結論:このやり方いいよ
という論文です。
それでは具体的にどのようなやり方なのか図で見てみましょう。
これが瞼板前組織のスペーサーフラップ
これが上方茎のローテーションフラップになります。
よい方法だと思います。
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