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2018/10/12

網膜光凝固(PC; photocoagulation)とは??

PC(網膜光凝固術)はレーザーで網膜を焼く(凝固ぎょうこ)させる治療法です。
どのようなときに網膜を焼くのでしょうか??

①異常な血管を焼く

糖尿病網膜症や網膜血管の閉塞を放置すると異常血管(新生血管)が眼内に発生します。
異常血管は様々な病気を引き起こします。
網膜剥離や血管新生緑内障などです。
レーザーを照射することで異常血管ができないようにします。

②網膜がこれ以上剥がれないように焼く

網膜にできた裂孔はそのままにすると網膜剥離に進行してしまいます。
網膜剥離になる前に裂孔の周りをレーザー凝固することで剥離の予防になります。
効果がでるまで約1週間かかります。
この間は運動を控えてください。

③水漏れを防ぐように焼く

脈絡膜から出た水が網膜に溜まることで、網膜が浮き上がってしまう『中心性漿液性脈絡網膜症』。
この水漏れの場所をレーザーで焼き付けます。

④ダメなところを焼く

血流が悪くなったところ(無血管領域)にレーザー治療をおこなうことで、網膜の虚血や低酸素の状態を改善させます。

※注意

レーザーを照射したところはうすい暗点として永久に自覚されてしまいます。
悪いところが中心(黄斑)に近い場合は慎重に行う必要があります。
レーザー光線はまぶしい光と眼の奥が痛く感じます。