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2019/11/01

「だるま落とし理論」とは??【美容外科医ドクター湯田が教える】二重切開や眼瞼下垂手術のときにあまり皮膚を切除すべきでない理由

「二重切開のときにたるみも取ってほしいのですが、、、」
というお声をよく頂戴しました。

ある程度技量に自信がある美容外科医ほど、二重切開のときに皮膚切除(たるみ取り)も行うことが多いです。
かくいう私も以前はよく行っていた術式です。
私は当の昔に二重ラインでのたるみ取りはめったに行わなくなりました。
なぜか???
仕上がりがあまり美しくないからです。

上の図(大分簡略化しております汗)を見れば一目瞭然です。
(すみません、、、冗談です。。。分かりづらくてすみません。。。)
二重ラインで皮膚のたるみをとると、ダルマさん落としが起きます。
薄い皮膚の上に厚い皮膚が乗っかり、非常に不自然な二重が出来上がります。
それに比べ、眉毛の方でたるみをとると、皮膚のグラヂュエーションが損なわれずにきれいにたるみが取れます。
この理論を「だるま落とし理論」と勝手に命名いたします。
以上の内容を専門的に言い換えますと
「眼窩部と眼瞼部で皮膚の厚みが異なるため、上眼瞼余剰皮膚を眼窩上部で皮膚切除し、改善させることは、眼瞼部の皮膚切除に比べ、整容的に優位性がある」といいます。

眉下でたるみを取る方法を上眼瞼リフト,眉下切開,眉毛内切開(尾毛下切開)といいます。
以前までは眉下切開の傷は汚くなるからやらない方がいいと考えておりました。
実際、他院で受けた多くの方がその傷口の汚さに悩んでいるのを診察していたからです。

それをうけて、傷口がある程度目立つことを了承して頂いた方のみ手術をさせて頂いておりました。
ですが100症例以上行っておりますが、傷口が汚いとお客様から指摘されたことはありません。

縫合を丁寧に丁寧に行えば、傷は非常にキレイに治ります。
しかしながら、まれに、毛穴がつまり毛包炎になったりすることもあります。
その場合は処置をすればキレイに治ります。